俺もルールブックだ!!
〜球児よ、さわやかであれ〜
今回の話は中原裕の漫画「ぶっちぎり」[全14巻] から。
暴走族「銀狼」の元リーダーである主人公が甲子園を目指す・・と
野球選手=パンチパーマな80年代の野球漫画です。
主人公高原陣の通う白滝学園の野球部は、
「銀狼」と対立するグループ「マッドピエロ」配下の尽竜高校と
甲子園準々決勝で戦うことになる。
試合当日、試合開始時間を過ぎても姿を見せない尽竜高校。
審判が白滝学園の不戦勝をコールしようとするその時・・・
彼らは現れた!
エースの剣をはじめ、全員がピエロの化粧をして登場!
びっくりした審判、
「今すぐ化粧を落とさないと、失格にするぞ(怒)」と叱るも・・・・
エースの剣は、なんと逆ギレ。
審判、完全になめられています。
高校球児にあるまじき言動・態度ですが、
責められるべきは彼らではありません。
こんな高校を出場させた側にこそ、責任があります。
選手が選手なら、外野も外野。
文 鮫島幸雄