やっぱり俺は殺人狂?
文:ガードリーダー
プレステ2で発売された「メダルオブオナー」シリーズは大好きなゲームソフトだ。
戦争アクションだしなんと言っても舞台が第二次世界大戦だからだ。
我がロングソードの幾人かはアメリカが主役のゲームとして非難しているが・・・。
でも私はOKです。アメリカは嫌いだけど面白いものはしょうがないじゃないですか。
ということで今回は今もハマっているこのゲームについての雑記です。

ゲーム序盤、ノルマンディー戦で遭遇するドイツ兵士。
なんだが手を上げて降伏しているが・・・・。
やっぱり自由主義者の国家としては許してやらないといけないんだ。
彼らドイツ兵も同じ人間。妻もあれば親も子もいるのだ。

判決は死刑!!
いったん引き絞ったトリガーを緩めるような男はロングソードには必要ない!
可能な限り焼尽くし、奪い尽くし、殺し尽くすのだ!
ジークハイル!
※ちなみにこのドイツ兵は手を上げたまま放置しておくと腰から拳銃を出す。
偽投降とは知らなかったが、やっぱり殺しておいてよかったじゃん!

またも登場したドイツ兵はなんだか異様なシチュエーションだった。
どうやら戦友を盾にしているようだが?
それとも力尽きた戦友を離さないほど厚い友情なのか?
どっちかわかりませんね。
でもこういうケースは苦手極まりない。
なんだが戦いを忘れ、考えさせられるじゃないですか。
敵とはいえ殺す必要は本当にあるのだろうか・・・とか。
「助けてあげてもいいんじゃない?」
私のほのかな良心がそうささやく。
別にほっておいてもクリアできるなら構わない。
とどめを刺す必要性はないのでは・・・・。
そんな結論が出ようとしたとき、悪魔が私の心の底から這い上がる。
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まさかあんたは・・・

「ヒャハァー」
ビ、ビショップだ〜〜!!
私の知る大悪人、ビショップ様の降臨である。
そしてあのジャンガ村の悲劇が戦慄に脳裏に蘇った。(雑記参照)
ビショップなら・・・私の大好きなビショップならきっとこうしたに違いない。

「がまんできねぇ、0だぁぁーー!」
絶叫とともにありったけの弾をぶち込んでやった。
こうしてドイツ兵はノルマンディーから駆逐されていくのだ。
しかしこのゲーム、いくら面白いといっても不謹慎だ。
こんなゲームをよりによってロングソードに与えてしまうなんて、
殺人許可証を与えたようなもんだ。
戦場を疑似体験することでプレーヤーはみんな確実に殺人狂になっていくのだ。
え?そんなふうになるのはロングソードだけだって?
じゅ、銃殺だ!貴様ぁぁ!!