今日の使える一言


第51回 〜 第60回









今日の使える一言 第51回



どうしたんだよ…殴り返してこいよ!
はいそうですかってあきらめると思ってたのかよ!?

お前あずさちゃんを渡したくはないんだろ?
だったら…力ずくで奪ってみろよ!!


【解説】 Piaキャロットへようこそ!2より。主人公前田耕治は夏休みの間、ファミレス「Piaキャロット」でバイトし、たびたび同僚の日野森あずさとケンカをしていた。そんな日野森あずさに恋心を抱いたのは前田耕次の親友・矢野真士。真士は意を決してあずさに告白し、二人は付き合いはじめることになった。しかしあずさの心の奥底には前田耕次への淡い想いがあったのだった。
 あずさの気持ちを知った耕治は意を決して真士を呼び出し自分の気持ちを伝える。「オレ・・・日野森が好きだ」と打ち明ける耕治に向かって真士が返した言葉は、「なんとなく…そんな気がしてたんだ。いや、本当はだいぶ前から分かってたのかもしれない。オレからも聞いてもらいたい話があるんだ。歯を食いしばって聞いてくれ。」
 矢野真士の拳が耕治の顔にめり込んだ。
【用途】 すっごく長くなってしまったんですが、どこも省くことができないお気に入りの名言のひとつです。2004年度までは、この一連のドラマをロングソード連合の雑記に紹介してました。ちなみに現在でもLINKのページにはあるトップ絵は矢野真士くんです(笑)。
 あずさをめぐって戦う両者ですが、矢野真士にも勝敗は分かっていました。それでもスンナリと引き下がらないのが真士のプライドであり、最後の意地だったのでしょう。結局真士君は脇役ゆえに主人公に敗れます。しかしその引き際と最後の意地…熱いです、熱すぎます。俗に言うギャルゲーで脇役キャラがここまで物語に入り込んでくるとは・・・。本当にいい意味で期待を裏切ってくれました。これぞまさしく男ならぬ漢の道。恋に敗れたときは肩を落とさず、このセリフでライバルをぶん殴ってやりましょう(笑)。






今日の使える一言 第52回



オレは戦うのが好きなんじゃねえんだ…
勝つのが好きなんだよォォッ!!!


【解説】 ドラゴンクエスト・ダイの大冒険より。魔王軍の氷炎将軍フレイザードは王国パプニカを強襲、王女レオナの命を狙う。パプニカ、そしてレオナを救うため勇者ダイ達はフレイザードと戦う。激戦をくぐり抜けたダイはそのパワーでフレイザードを圧倒するが、劣勢のフレイザードが使った卑劣な禁呪法・氷炎結界呪法によってダイの力は激減。「正々堂々と…戦えないのか!」というダイの言葉に耳も貸さないフレイザードは狂喜して迫る。「うるせぇな、オレは戦うのが好きなんじゃねえんだ…。勝つのが好きなんだよォォッ!!」
【用途】 まさに悪しき漢のセリフです。こんな素敵なセリフを言えるフレイザード…私は大好きです(笑)。アニメやらマンガやら残虐非道なキャラクターは数多く見てきましたが、これほどまで残忍かつ生きいきとした悪役はおりませんね。以後の「使える一言」シリーズでもフレイザードの名言は紹介していくつもりです。…実際に「使える一言」かはあやしいですが、少なくとも私にとっては「使いたい漢の一言」です。偽善者ぶってる奴らがいたらこのセリフとともに蹴り飛ばしましょう(笑)。我らが氷炎将軍フレイザード、最高です!






今日の使える一言 第53回



砕けろ!裂けろ!消えうせろー!

【解説】 岩本佳浩先生作・ロックマンX第3巻より。ついにΣの本拠地へと侵入したエックスは先輩ゼロの姿を捜し求める。だがゼロは凶悪イレギュラーのVAVAによって奮戦空しく倒れる。ゼロの想いを力に変えたエックスは、伝説のレプリロイド「ロックマンエックス」にパワーアップしてVAVAを圧倒。この事態に対し劣勢のVAVAは、恐れるどころか逆に「ロックマン伝説」に果敢に挑戦。「これだ!これ!!待ってたぜ、伝説をブチ壊す瞬間をよーっ!最高だぜ、ロックマンッ!!」
【用途】 ついにきましたVAVAの登場です。すっごく好きなセリフで、岩本先生の「ロックマンX」シリーズの中でも名言ベスト5に入ります。原作であるマンガを読んでる人なら分かると思いますけど、岩本先生の描くVAVAはカッコよくてすっごく執念深いから素敵です。圧倒的な力をもった伝説のレプリロイド「ロックマン」に猛然とキャノン砲を撃ちまくるVAVAの勇姿…必見ですよ。

ロングソード連合でこのセリフにハマったのが隊長ガードリーダーとその片腕とつお君。そのためロングソード連合オリジナルRPG「大和の乱」でこのセリフが何度も登場します(笑)。






今日の使える一言 第54回



ダ…ダメージレベルが限界をこえました!

【解説】 スーパーファミコンソフト、フロントミッションGUNHAZARDより。極北の小国家・ヤクート国は政府軍と反政府軍の内戦状態にあった。紛争解決を掲げる傭兵派遣機構カーネルライト協会から派遣されたアルベルト・クライブナーは反政府軍に参加し、政府軍の最終兵器「ツェルネンコ」撃破の命令を受ける。政府軍の切り札である可変型ヴァンツァー・ツェルネンコとの死闘が始まろうとしていた。
【用途】 またまたガンハザードからの出展です。ツェルネンコの登場シーンは個人的に大好きなところで敵パイロット・エレミヤ少尉の「ヤコブレフ隊を全滅させた傭兵か!?」のセリフは今でも記憶に残る名言です。そんな政府軍の彼らですが散り際も見事です。今回の画像では見えにくいですが、ツェルネンコは「シグマ・トランスフォーム」といわれる分離機能を有しており上半身と下半身が独立できるのです。今回の限界を超えた(?)名ヤラレ台詞は下半身を操った一般兵の断末魔です。彼が無事に脱出できたかどうかは定かではありません…。






今日の使える一言 第55回



目先だけの満足感のために大局を忘れるんじゃない
本当の満足感というものは、
試合に勝った者が味わえるものなんだぞ!


【解説】 アニメ版キャプテンより。日本一の座を賭けて激戦を繰り広げる墨谷二中と青葉学院。青葉の監督は勝つためにファールで墨谷のピッチャー谷口を潰すよう指示。怪我をおして投球する谷口に対し、情け容赦ない青葉の戦い振りはスタンドから非難される。青葉のバッター佐野は母校の応援団からもヤジられ、とうとう監督に正々堂々勝負したいと懇願。しかし青葉監督はあくまで勝つことだけを強調。「おまえたちの目的はなんだ?勝つこと以外に何があるというんだ」
【用途】 渋すぎる青葉監督の名言です。「なにがなんでも勝つ」という、勝利に対する執着心こそが監督自身の信念であり、青葉学院を日本一に育てた原動力だったのでしょう結局バッター佐野は下を向いてバッターボックスへと戻っていきます。しかしその悲しげな後姿を見た青葉監督は、なんと佐野を呼び戻します。そして勝負してくるよう言い、「お前のあらん限りの力で勝利をとってこい!」と力強く送り出します。…とにかくキャプテン前半の見せ場です。原作のマンガも熱いですが、アニメ版も是非見て欲しいと思います。「勝負して来い」と、佐野を送り出すときにサングラスを外しますよ(笑)






今日の使える一言 第56回



死して蜀の鬼となろうぞ

【解説】 三国志より。蜀末期の武将である傅僉(フセン)は劉備配下であった傅トウの子で、父の死後左中郎将を拝命。263年、魏軍が大挙して蜀に攻め込んできたとき、蒋舒とともに陽平関を防衛。しかし同僚の蒋舒は「自分に出撃させてくれ」と偽りの進言をして出撃し、そのまま魏軍に降伏。対する傅僉は関を守って壮烈な戦死を遂げた。「蜀の臣と生まれたからは、死して蜀の鬼となろうぞ。」
【用途】 傅僉はマイナーながら姜維子飼いの将として蜀末期に登場した勇将です。北伐の際には魏軍の王真や李鵬といった敵将を討ち取る大活躍を果たします。私は劣勢ながらも奮闘する傾国の武将は大好きです。なお今回の傅僉の画像は三国志\で登場したときのものです。私が鮫島幸雄、数正ら友人たちとボンバーマンをするときこのセリフを断末魔にしておりましたw 「死して鬼となろうぞ!」

 ← 参考:三国志Z武将ファイルより






今日の使える一言 第57回



いっぺんおまえをぶんなぐってやりたかったぜ!

【解説】 ドラえもん-のび太の宇宙小戦争より。独裁者ギルモア将軍のクーデターを阻止しようとするピリカの人々を救おうと奔走するドラえもん一行。大統領パピ、そしてレジスタンスのリーダー・ゲンプの協力もあってギルモア打倒は達成されるかに見えたがすべてはギルモアの腹心・ドラコルル長官によって水泡に帰してしまう。ドラえもん、のび太、ジャイアン、そして大統領のパピは捕らえられ銃殺刑に・・・。処刑直前、「言い残す事があれば発言を許す」というドラコルル長官の言葉に対し最強のガキ大将・ジャイアンはこう答える。「いっぺんお前をぶん殴ってやりたかったぜ!」
【用途】 まるでどこぞかの戦国武将や三国志に登場しそうなセリフで、とても子供向きのコミックに出てくるセリフとは思えませんね。処刑される直前、こんなことを言える小学生は日本中捜したってジャイアンだけでしょう(汗)自分の確実なる死を恐怖するより、圧政者に対する大いなる怒り…ジャイアンはボクラにとって永遠のヒーローですw






今日の使える一言 第58回



どんどん来やがれ
イワンめ 地獄への道ずれだ


【解説】 小林源文氏の作品・装甲擲弾兵より。1945年4月、ソ連軍は遂にドイツ第三帝国の首都ベルリンへ突入した。圧倒的な戦力を誇るソ連軍に対しドイツ軍守備隊は最後の最後まで頑強に抵抗。国会議事堂の守備隊長であるノルトラント師団のハンス大尉は議事堂に迫る膨大なソ連軍を迎え撃つ。
【用途】 このコミックは昔からの愛読書です。オランダ、南ヨーロッパ、ロシア、ノルマンディー、そしてベルリン…SS士官であり主人公のフランツの戦い振りはドイツ第三帝国の戦いでした。開戦から最終戦までの激闘を描いた本作品はとても好きな作品です。今回のセリフは物語序盤ベルリンで分かれた友人ハルスのセリフです。再びベルリンで再開したハルスは国会議事堂の守備隊長になっていました。圧倒的な戦力差にもかかわらず、「地獄への道ずれ」と呟くハルスの姿はまさにドズル・ザビであり、兵士の鏡です。ハルスの勇敢な戦いとこのセリフは私の心に刻まれました。

PSソフト「パンツァーフロント」の最終ステージ(ベルリン攻防戦)ではこのセリフを叫び、少しでも多くのT34、JS2といったイワンの戦車を道ずれにしてやりましたw






今日の使える一言 第59回



ウソをつくだろ それがばれそうになって、
ごまかすためにまたウソをつく
ウソがどんどんふくらんで手におえなくなるんだ


【解説】 ドラえもん・のび太の恐竜より。スネ夫の恐竜の化石に負けたくない野比のび太は本物の恐竜を手に入れて見せると約束する。「ウソってのは、そういうものなんだよ。」…嘲笑するスネ夫は下卑た笑いを声に出すが、情熱に燃えるのび太に迷いは無かった。
【用途】 

本当は
滝沢聖峰氏のコミックからこの「一つの嘘は百の嘘を生む…か」を上げる予定でしたが、より広範な支持を得るため(?)あえてスネ夫くんのセリフを採用いたしました。まあ言っていることは同じなんですけど。
スネ夫のいうとおり、ウソってどんどん膨らむから大変です。かつてウソばっかり言うことから、「ハッタリーポッター」などと極めて悪質なあだ名を付けられた知人もおりましたね(笑)






今日の使える一言 第60回



あがれぇーっ!!

【解説】 宮崎駿原作・天空の城ラピュタより。ラピュタの所在を探るため軍に捕われたシータ。シータを救うべくパズーは海賊ドーラ一家に同行、シータ奪還を目指す。幾度の窮地に立たされながらもシータを想うパズーの心は決して挫けることはない。
【用途】 天空の城ラピュタで名言といえば、「目が、目が〜」を連想する方がもっとも多いと思いますが今回のセリフも皆さんご存知の名言ではないでしょうか。崖にぶつかりそうになりながらも「あがれーー!!」と操縦桿をひきながら叫ぶパズーの姿は劇中屈指の名画面です。当然私をはじめとするロングソード連合でも多大な影響を及ぼしました(笑)


とにかく私自身ことあるごとに使っています。このホームページにあるゲームレビューや人気調査では何度も使ってしまいました(笑)特に鮫島幸雄、情報参謀・数正ら数人でTVゲームをしていたころはしつこいくらい叫んでおりました。ある種お約束にもなったのがPS2ソフト
「GTAヴァイスシティ」での車の運転。ゲーム中、車を運転しジャンプ台を駆け上がったとき皆がこのセリフを叫んでいたものです…(汗)






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